指導の特徴
日本の教育は「左脳型」?
日本の教育はよく「左脳型」と言われます。左脳が担当するロジックや文字、数式の獲得に重きをおいているからです。
人間の歴史はある意味では記号獲得の歴史ですから、その意味で左脳のロジックや記号獲得を集中的に教育することは間違っていません。
しかし、この「左脳」の発達だけにフォーカスした教育が日本の子どもたちの「創造性」と能力そのものの伸びに悪影響を与えていることも事実でしょう。
右脳を鍛えれば学力は伸びる?
右脳はイメージや直観的情報処理を担当する脳と言われます。
また、右脳は幼少期に大きく発達すると言われますから早期にその能力開発を行うことの重要性は誰もが認めるところでしょう。
当然のことながら、右脳のイメージ力や感覚的、直感的情報処理はとても大切な能力です。
しかし、それだけでは社会の中で十分な情報伝達をすることや思考を深めていくことは出来ません。
では、どうすれば良いのでしょうか。
左右脳のキャッチボール方式について
例えば、「読解力」とはなんでしょう?「読んで理解する力」という説明ではよくわかりませんよね。
「読む」とはどういう行為で、どういう状態を「理解している」と呼ぶのかが不明だからです。
歩楽來は明快にお答えします。「読解力」とは「文字(左脳)情報をイメージ(右脳)情報にスムースに変換する力」です。「文章を画像にする力」と言い換えても同じです。
この「左右脳の情報交換」は誰もが自然に行っていることなのですが、人間の脳はこの作業をすることをサボって、手っ取り早く問題に対処するようにもプログラムされています。
日常生活の中では、記号とボタンの操作で暮らしていることが多くなっているので、この脳の使い方はあまり訓練されないのです。
歩楽來はこの脳の使い方を「左右脳のキャッチボール方式」と呼んで、これを応用した学習方式を組み立てました。国語の「読解力」はもちろんのこと、算数・数学、英語などすべての学習で「左右脳のキャッチボール方式」が子どもたちの能力を抜群に伸ばすことを実証してきたのです。
左右脳のキャッチボール方式の応用
教科別指導メカニズム
歩楽來では、「国語読解力」をベースに、同じメカニズムを利用して「英語」「数学」の学習法を組み立てています。
“基本に忠実である”ことが最大の学習効果を生み出します。
大切なのは「キャッチボール」!
実は、本当に大切なことは左右それぞれの脳の発達ということ以上に、「左右脳のスムースな情報交換」なのです。いわば「左脳と右脳のキャッチボール」です。
このキャッチボールが上手にできると、数式や文字などの記号獲得(左脳)のときに右脳イメージをからめて豊かに獲得することができます。
また、その逆に感覚的に認識されたものをロジック分解して理路整然と相手に伝えることが容易にできるようになります。キャッチボール方式で獲得されたものは圧倒的に記憶に残りますし、創造性に直結します。「わかった!」を実感させ、充実感を持ちながら「学ぶ楽しさ」の中に自然に入っていく、そういう脳の使い方が「左右脳のキャッチボール」なのです。
また、この脳の使い方は、下は私立小学校の受験の場面から、上は東大受験の場面まで繰り返し問われている能力です。
学校や社会が求めている能力は見た目の形こそ違え、結局は同じ一つの能力を求めているのです。
歩楽來プライベートスクールは「左右脳のキャッチボール方式」ですべての教科・すべてのレベルを一貫指導いたします。
授業テーマの一例をご紹介しますと
「論理構成図で解く現代文」
「一目瞭然でわかる数学・算数」
「感覚情報を駆使して学ぶ英語」
「音読・スピーキングで勝つ!高校入試英語」
「中学入試:お絵かき算数」
「中学入試:イメージ化で読解する小説」
「象形文字カルタで漢字博士」
「指と頭は使いようー算数入門」
「発想の転換!タングラムで図形マスター」など、
幼児・小学生レベルから大学受験レベルまで「左右脳のキャッチボール方式」で一貫指導をいたします。
一度体験いただければその学習の楽しさと定着効率の良さを実感いただけるでしょう。