小学生時代に強烈なイメージ化の体験を作る! 「バルバッコア」を調理せよ!!
小学生時代に強烈なイメージ化の体験を作る!
「バルバッコア」を調理せよ!!
題材となるテキスト: 「獣の奏者Ⅰ(上橋菜穂子)」
イメージ化の対象となる本文: 「序章 母の指笛 2 霧の民(アーリョ)」
「エリンが甕から猪肉を取り出して、味噌を落としている間に、母は、かまどの灰を分けて、その上に大きなラコスの葉を広げた・・・」
※世界中でみられる調理法で焚火の残り火の中に葉にくるんだ肉などを埋めて、蒸し焼きにする調理方法が出てくる場面です。メキシコ料理では「バルバッコア」と呼ばれる料理がありますが、この物語のこの場面はまさにバルバッコア料理の場面ですね。本を読んでイメージしたものを、土のオーブンの代わりにダッチオーブン、ラコスの葉の代わりにバナナの葉を使って実際に豚肉の塊を料理して食べてみるというイベントです。本を読んで描いたイメージと実際の食べもののお味はどう違っているのか体験してみようというわけです。
狙いは、このような取り組みを通じてイメージと現実を強烈に結びつける脳内回路を作ってしまおうというわけです。この体験をした子どもは、テキストの中に料理や食事の記述が出てくるたびに、どんな食べものだろうと想像をふくらますことになるでしょう。このイメージ化こそ「読解力」の本体であることは既に説明の必要がありませんね。参加を希望される場合は電話0120-15-3690・または問い合わせフォームよりお申し込みください。