寺子屋方式
寺子屋方式とは
歩楽來のグループ授業では、それぞれが自分の課題に取り組んで、必要な時に先生に見てもらうという学習形態をとっています。この授業スタイルを、学校や塾で一般的な「一斉式」の授業とは区別して、「寺子屋方式」と呼んでいます。
なぜ寺子屋方式か
講義を聞いてただ板書を写すだけの受け身の学習スタイルは、往々にして「なんとなくわかったつもり」に終始しがちです。それは、自分ひとりで問題と向き合い、徹底的に悩みぬくというプロセスを経ていないからに他なりません。「学力」は「自ら学ぶ」時に最も効果的に養成されます。寺子屋方式はその効果を最大限に引き出すための学習形態です。
数学の勉強法
では、具体的に「自ら学ぶ」とは、どのように勉強することなのでしょうか。
数学を例に考えてみましょう。「寺子屋方式」の数学の授業では、まずそれぞれの生徒に教科書をひとりで読んでもらいます。その時には、「本当に私は理解したか?納得しているか?」と自ら問いかけながら、じっくり時間をかけて読むことがとても重要になります。教科書の内容が理解できたら、次は基本定理や証明などの重要な箇所を、なにも見ないでノートに再現できるかやってみましょう。それができたら、今度はボールペンや万年筆を使って、一度も間違えずに「清書」できるかチャレンジしてみてください。
このように教科書を自分で読み、基本の内容をしっかり頭に入れるという学習の仕方が身に着くと、「中途半端な理解のままとにかくたくさん問題を解くだけ」といった勉強をしている生徒に比べて、圧倒的に学力を伸ばすことができます。実際に、寺子屋方式で自学自習のスタイルに変えてから、伸び悩んでいた数学の成績が飛躍的に向上したという声が多数あがっています。(詳しくは合格体験記をご覧ください)