なぜ英語は音読が大事なのか(2)

前回は音読がリーディングの力を伸ばすのになぜ有効かというお話でした。

今回はスピーキングについて。

 

まずはこちらの動画を見てください。

 

 

喋っているのはオーストラリア人のDonovan Nagelさんという方。

たった6か月、しかも独学だけで、アイルランド語をここまで流暢に話せるようになったそうです。

Donovanさんは応用言語学を専門に学んだあと、世界中を旅しながらさまざまな言語を学びはじめ、現在はアイルランド語以外にもアラビア語・中国語・ギリシャ語・ヘブライ語・グルジア語を話せるそうです。

 

こちらの動画で、Donovanさんがおこなっているスピーキングの独習方法についてのお話が聞けますが、簡単に内容をまとめると、

 

①内容を理解している短めのテキストを

②音声を何度も聴いて

③何度もマネして声に出す練習をする

④慣れてきたら、自分で単語を入れ替えたりして、新しい文をつくる

 

というやり方が推奨されています。文法を覚えたり、単語をたくさん覚えなくても、この練習だけで基礎的な会話はできるようになると、Donovanさんは話しています。

 

音読がスピーキングの向上に非常に効果があることはよく知られており、現在学校の授業でも広く取り入れられています。ですが、なかなか自分では効果を実感しづらいため、「本当に音読って意味があるの?」と疑問に感じている子どもたちが多いようです。なので私の授業では生徒にこのビデオを見せて、音読が言語学習にとってなぜ大事なのかを説明しています。

 

 

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文責 荒井